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アラミド繊維シートは、耐震補強、劣化補修・補強など幅広く用いられています。しかし、鉄道高架橋柱の耐震補強には、高性能で施工性は良いが、鋼板巻立て工法などに比較するとコストが高いため広く普及していないのが現状です。そのため、アラミド繊維シートの特徴を生かし、高伸度繊維を組合わせた工期短縮、工事費節減の新しい耐震補強工法を開発しました。 柱のせん断補強区間には高強度アラミド繊維シートを、じん性補強が必要な区間にはポリエステル繊維などの高伸度繊維シートを用いています。 本工法は北海道大学上田多門教授の指導を受け、アラミド補強研究会特別部会が開発しました。 設計法については、「既存鉄道コンクリート高架橋柱等の耐震補強設計・施工指針 A&P耐震補強工法編 財団法人 鉄道総合技術研究所」に従って下さい。 |
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A&P工法を適用した場合の概算直接工事費(地業および架設工事費を除く)
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高伸度繊維を利用したシートはアラミド繊維の4〜6倍の伸度を有し、橋脚の変形に対して繊維が破断することなく、追従します。 |
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A&P耐震補強工法に使用する連続繊維シートの種類と特性は以下のとおりです。 | |
■アラミド繊維シートの種類と特性 | ||
■高伸度繊維シートの種類と特性 | ||