TOPページ 研究会概要 アラミド繊維シート アラミド補修補強工法 設計施工指針など 研究成果 施工事例 樹脂の品質規格
繊維補強関連リンク お問い合せ
BACK

A&P耐震補強工法の自動設計応答システムの概要

本システムの出来る事
 本自動設計応答システムの出力は,ラーメンを構成する1本の柱に着目して,鉄道構造物等設計標準1)2)に従い柱の破壊モードを判定し,せん断破壊モードの場合,A&P耐震補強工法3)に従い巻立て補強量を算定します。さらに,補強された柱の変形性能を算出し,柱の骨格曲線を定め,設計じん性率を算出します。これらの諸数値から,個別の柱の限界値を得ることができます。
 ラーメン全体の柱に対して同様の作業を繰り返すことにより,ラーメン全体の限界値と応答値を算定することが可能となりますが,本システムでは骨組み解析をサポートしていません。
重要なお知らせ
A&P自動設計応答システムについて、Adobe Acrobat Reader Version 7.0以上を使用するように記述していますが、対応可能なバージョンは、7.0のみで、8.0では計算結果が返ってきません。
現在、システムの改定作業中ですが、バージョン7.0をお持ちでない方は、「入力帳票のダウンロード」をクリックしていただき、表示された「フォームを印刷」をクリックして、印刷されたフォームに必要事項を記入して、アラミド補強研究会事務局までFAXまたはメールで送付してください。
後ほど、技術担当から計算結果を送付します。
 

運用方法
1. 入力帳票(chohyo.pdf)をdownloadしてください。
2. 入力帳票をAdobe Acrobat Reader 7.0以上のバージョンで開き,必要事項を記入してください。
3. 全項目記入後,をクリックしてくださいOutlook Expressがデホルトのメーラーの場合,自動送信されます。その他のメーラーを使っている場合は,その他を選択し,MXL.dataを生成し,そのファイルを添付ファイルとして,aandp_design@aramid-ken.jpに送付してください。
4. 15分程度で計算書をPDFファイルとして,入力帳票に記述されたEmail_addressに返信いたします。費用は生じません。

注意事項
a. 入力帳票.pdfは保存できません。記録を残す場合,印刷をお願いします。
b. 現在のバージョンでは,地盤の種別のdataを使いませんので,必須入力事項ではありません。
c. 軸方向鉄筋の段数は12段が限度です。それ以上の段数を有する場合は,数段をまとめて入力願います。
d. 現況の照査で,曲げ破壊モード,かつ,塑性ヒンジ領域のせん断余裕度が軸方向鉄筋の材料修正係数1.2の曲げ耐力に対して1.0以上有する場合は,補強計算を行ないませんので,補強に関する記述は削除してください。骨格曲線は補強前の部材のものを与えます。
e. 出力結果は吟味されていますが,アラミド補強研究会は計算書を保証するものではありません。
f. 誤りやバグを発見された場合は,返信されたメールに記述されているサポートに連絡いただけると感謝いたします。
g. 本プログラムは,軸方向鉄筋が対象配置されていることを前提にしています。この前提以外の計算結果では,算定結果の一部に不具合が生じることがあります。

参考文献
1) 財団法人鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計,1999.10
2) 財団法人鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計標準・同解説 コンクリート構造物,2004.04
3) 財団法人鉄道総合技術研究所:既存鉄道コンクリート高架橋柱等の耐震補強設計・施工指針,A&P耐震補強工法編,2006.4

Adobe Reader PDFファイルを閲覧するためには、Adobe Readerが必要です。
ご使用のシステムにインストールされていない場合は、ADOBEのサイトよりダウンロードしてください。