アラミド繊維シートによる安定した補強性能を発現させるためには、補強対象コンクリートの表面調整、及び、複合材(FRP)としての強度物性確保が重要です。アラミド繊維シート補強工法では、価格、耐久性の観点から、含浸樹脂としてエポキシ樹脂が多く使用されていますので、ここではその品質規格を紹介します。
項目
試験方法
試験条件
規格
粘度
JIS K 6833-1準拠
23°C
外気温個別管理
可使時間
発熱温度上昇法
23°C
0.3時間以上
比重
JIS K 6833-1又は
JIS K 5600-2-4準拠
23°C
0.85〜1.25
接着強度
JSCE-E545準拠
補強対象コンクリートと同等以上の
引張強度を有するコンクリート板
補強対象コンクリート
以上の引張強度
1.5N/mm²以上
項目
試験方法
試験条件
規格
接着強度
JSCE-E545準拠
補強対象コンクリートと同等以上の
引張強度を有するコンクリート板
補強対象コンクリート
以上の引張強度
1.5N/mm²以上
項目
試験方法
試験条件
規格
粘度
JIS K 6833-1準拠
23°C
外気温個別管理
可使時間
発熱温度上昇法
23°C
0.3時間以上
比重
JIS K 6833-1又は
JIS K 5600-2-4準拠
23°C
1.00〜1.30
引張強度
JIS K 7161準拠
23°C 7日間養生
30N/mm²以上
曲げ強度
JIS K 7171準拠
23°C 7日間養生
40N/mm²以上
引張せん断強度
JIS K 6850準拠
23°C 7日間養生
10N/mm²以上
接着強度
JSCE-E545準拠
補強対象コンクリートと同等以上の
引張強度を有するコンクリート板
補強対象コンクリート
以上の引張強度
1.5N/mm²以上